ベビーメガネ、いわゆる乳児用メガネは、先天性白内障に代表されるような先天性の疾患により早期に装用する必要性のある治療を目的としたメガネです。
1~2才児の頭の形は、左右対称でない場合が多く、それに合わせてテンプル(つる)の長さもサイズの違うものに変えたり、場合によってはカットしたりしなければなりません。顔幅も正面から見た場合、こめかみの部分が広くなっているのでメガネも少し広げた合わせ方も大事になってきます。また耳がしっかりしていない場合は、テンプルを使わずにバンドを使って優しいホールド性を保つ必要があります。さらに肌も柔らかく、特に鼻に当たる箇所には、注意を払わなければなりません。シリコン素材のパッドを使い、緩からず、きつからず念入りの調整が必要とされます。
メガネサイズ36~40ミリくらいで安全性、堅牢性に優れたメガネを選び、それに加えて十分な調整ができるお店選びが大事だと思います。