こんなレンズが欲しかった。
「近く」から「少し先」の視界を快適にする、
新開発脳科学メガネレンズ。
私たちが老視になって一番困るのは「近くが見づらい」こと。
従来の遠近両用や中近レンズでは、この「近く」エリアに狭さを感じやすく、近用単焦点レンズや近用ワイドビジョンレンズでは、必要な「奥行き」がしっかりカバーできていませんでした。
「ルミー セルヴォ プレッソ」は、ここに着目。日常生活で最も使う「近くの広さから少し先の奥行き」までを、独自の人間工学と脳科学でゆれ・ゆがみの少ないクリアな「快適エリア」に変えます。
一歩先を行く、新コンセプト近中累進屈折力レンズ「ルミー セルヴォ プレッソ」ついに誕生です。
「ルミー セルヴォ プレッソ」が着目したのは、
日常最も使う手元から近く(29~85cm※)のエリア。
「近くをもっと楽にくっきり見たい」という老視のかたの一番のニーズにお応えします。
※85cm:座位最大動作領域
■PC距離視線移動計測の比較
従来の中近レンズは、レンズの下の方でピントが合うため、ワイド感が不足するとともに画面の上部を見る際は顎を上げる姿勢になります。「ルミー セルヴォ プレッソ」は近中エリアが広いので無理のない自然な視線でPC距離にピントを合わせることができます。
モバイル機器の利用や生活シーンの変化にも対応。
いつでもどこでも快適に。
スマートフォンやタブレット端末などの急速な拡大で、オフィスや家庭はもちろん、お出かけ先で「近く」を見るシーンが多くなりました。「ルミー セルヴォ プレッソ」は、いつでもどこでも持ち歩いて、さっと取り出して使う、「近く」を快適にするメガネレンズです。
最新の脳科学でメガネレンズを開発
東京眼鏡光学株式会社は自然科学研究機構 生理学研究所(柿木隆介教授、乾幸二准教授)と共同で、メガネレンズをかけている時に脳の中でどの様に見えているのかをテーマに、脳科学の最新の知見を基にした脳磁図(MEG)を使った基礎研究を続けてきました。今回の新商品「ルミー セルヴォ プレッソ」はその共同研究の成果によって生まれました。
脳磁図(MEG)とは
脳内には数億の神経細胞があり、脳はその神経細胞が興奮することによって情報処理を行っています。脳磁図は神経細胞の興奮に伴って流れる電流から起こる磁界の変化を計測、ミリ秒単位・ミリメートル単位の時間・空間分解能で、極めて安全な測定方法によって脳の活動を知ることができます。生理学研究所では306チャンネル脳磁計を用いています。
周辺視に着目、脳科学で評価
セルヴォ プレッソでは、周辺視に着目。中心視に加えて、特に周辺視の性能を向上させることで『単純に視力として「見える」以上の装用感になること』を期待して開発を進めました。
数々のプロトレンズの評価を繰り返し、レンズを商品化
周辺視時の脳反応について、数々のプロトレンズの評価を繰り返し、新開発近中累進レンズ「ルミー セルヴォ プレッソ」として商品化しました。グラフは「ルミー セルヴォ プレッソ」が従来の中近レンズよりも周辺視が脳でより鮮明に見えている事を示しています。
N式マイルド&クラリティ設計 NEW
「ルミー セルヴォ」のN式ワイド&マイルド設計をベースにFPにおける奥行き距離を制御し、さらに最新脳科学の採用で周辺視の明瞭さを向上させた近中新設計。
2×2クロスデザイン NEW
広さ重視のワイドタイプと奥行き重視のロングタイプの2種の設計と2種の累進帯長が選べる2×2のクロスデザイン。目的に合わせた4種の選択ができ、多様なニーズにお応えできます。
■設計タイプ
EPで37%加入する広さ重視のワイドタイプとEPで25%加入する奥行き重視のロングタイプより選択。
■累進帯長
近くがゆったり見える累進帯長23mmと下方回旋がラクな累進帯長21mmより選択。アイポイント以下を13mm、11mmに設計しているので、遠近累進との併用に適しています。
インセット別収差最適設計 NEW
視線移動時の見え方を向上させるために、インセットの変化により生じる収差バランスをレンズ全体で最適化する設計をしました。
新フレキシブルインセット設計
一人ひとりの目の個性に合わせる比類なきカスタム設計。インセット量が0.1mm単位(0~5.0mm)で指定でき、近点距離は25~80cmまで指定可能です。
加入度別最適カーブ設定
加入度が高くなるのに応じて、表カーブを深く設定することで、加入によって生じる裏カーブの変化を一定にし、ゆれ・ゆがみを抑えました。
透過光最適設計
レンズを装用した状態で、全面に対し最適な度数となるよう透過光束を評価。網膜上における結像性能の向上と、低ベースカーブ化によるレンズの軽薄化を両立し、さらに非点収差を抑え明視域を拡大しました。
乱視度数別最適設計
乱視度数の全方位に対し光線追跡による収差補正を行う、高性能収差コントロール設計。最適なアトーリック面が可能となり、乱視度数でも視野が広く鮮明になりました。
ルミー セルヴォ プレッソ マイチューン 1.50 ルミー セルヴォ プレッソ 1.50 |
ルミー セルヴォ プレッソ マイチューン 1.60 ルミー セルヴォ プレッソ 1.60 |
ルミー セルヴォ プレッソ マイチューン 1.70 ルミー セルヴォ プレッソ 1.70 |
ルミー セルヴォ プレッソ マイチューン 1.76 ルミー セルヴォ プレッソ 1.76 |
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タイプ | 近中両用レンズ | |||
種類 | 内面累進屈折力レンズ | |||
設計 | 内面累進+内面非球面設計(ワイド・ロング指定可能) | |||
累進帯 | 21・23mm指定可能 | |||
色調機能による分類 | 無色レンズ | |||
通常素材(UV400) | プラスチック | 高屈折率プラスチック | 超高屈折率プラスチック | 超高屈折率プラスチック |
屈折率 | 1.50 | 1.60 | 1.70 | 1.76 |
標準コーティング | プロガードコート | スーパーパワー シールドコート |
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ルティーナ素材 | - | 高屈折率プラスチック | 超高屈折率プラスチック | 超高屈折率プラスチック |
屈折率 | - | 1.60 | 1.70 | 1.76 |
標準コーティング | - | プロガードコート | スーパーパワー シールドコート |
オプションのコーティングについては『機能コーティング対応表(pdf)』をご覧ください。