遠近両用レンズユーザーにとって装用時のデメリットだったユレ・ゆがみ。「慣れにくさ」、「使い心地の悪さ」を引き起す主な要因です。このユレ・ゆがみを極限まで減らすために開発された新設計エンジン「DIGITECH-CORE5」を搭載し、両面累進+両面非球面設計との融合で、ハイグレードな使い心地を実現したのが「エリオEZ W」です。
「両面累進+両面非球面設計」と「デジテックコア5」がユレ・ゆがみをダブルでコントロール。
累進レンズはレンズ上方と下方で倍率が異なるため、特有のユレ・ゆがみが発生し、装用時の違和感につながります。両面累進+両面非球面設計はこの倍率差を少なくする事で、ユレ・ゆがみを低減し、遠近の見やすさのバランスを調整。「デジテックコア5」によるゆがみの量と方向を緻密に制御したダブル効果がユレ・ゆがみをさらに低減し、これまでにない慣れやすさを実現しています。
度数条件により複雑に変化する累進レンズを、両面設計で効果的に歪曲補正。外面の累進形状非球面は、レンズ遠用部と近用部のカーブを各度数に合わせて変化させた12段階の独自発想非球面となっています。
ユレ・ゆがみの改善と同時に最大収差を極限までおさえることで中近用部の使い心地を向上し、ボケの少ないソフトでスムーズな視界を提供します。
フレームカーブとレンズとの最適マッチング
フレームごとに異なる、そり角から生じる“視線のずれ”や“体感度数の変化”を解消する最適補正を行い装用感を向上します。
そり角:0.0°~15.0°(0.1°ステップ)
設計 | 商品名 | 屈折率 | 標準コーティング | フロントカーブセレクト | |
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3C | 5C | ||||
両面累進 + 両面非球面 |
ルミー エリオEZ W 1.76 | 1.76 | SPS | ○ | ○ |
ルミー エリオEZ W 1.70 | 1.70 | PGC | ○ | ○ | |
ルミー エリオEZ W 1.60 | 1.60 | PGC | ○ | ○ |
オプションのコーティングについては『機能コーティング対応表(pdf)』をご覧ください。